2006年11月23日

LPOってなに?

LPOとは?



LPOとはLanding Page Optimaization(ランディングページ最適化)の略称です。最近にわかに、注目を集めているこのサービス。

SEOは時間も掛かります。自分でやるのには経験も知識も必要です。それを専門業者に依頼すると、結構な額になります。それでも、期待する結果は必ずしも得られるとは限りません。

リスティング広告は、SEOに比べると比較的容易に上位表示、集客に繋がります。しかし、広告出稿費用は年々高額になっていき、誰もが思いつくキーワード=高額なキーワードとなっており、出費がかさみます。

何よりも問題なのが、苦労して得た上位表示や集客が、必ずしも売上げと一致しないことです。

【ポイント】
・SEOは知識と時間と経験が必要。
・SEM(主にリスティング広告)は、高額で負担が大きくなりつつある。
・集客はアップしたが売上げに寄与していないのではないか?

・そもそもユーザーのサイト滞在時間が短い。
・期待したページにアクセスしてもらえない。
・ページ遷移が平均2ページ未満。(ほとんどが最初のページで離脱している。)

さらにー
コンバージョン率はむしろ悪化している。
・ROI(投資対収益率)も低下している。

これらの問題の多くは、ユーザーが期待した情報がページに載っていない。あるいは、ページ内の誘導がうまくいっていない、のが原因です。


売上げアップの注目手法



そこで着目されたのがLPO(ランディングページ最適化)です。検索キーワード、時間、アクセスユーザー層、地域、お得な情報の告知(キャンペーン)等でユーザー層を分類し、それぞれに適したコンテンツを表示することで、コンバージョン(購買や申し込み)の直前ページまでうまく誘導しようという試みです。

このアプローチは一定の成果を上げていて、Googleもサービスの一環としてテストを開始しました。
Techcrunch 日本語版の記事:Google Website Optimizerをローンチ

Googleの場合、まだ一部ユーザーのみの半分クロウズドベーターですが、LPOで検索すると多くのサービスを発見できます。

価格もASPタイプの低価格版〜CMSと融合した大規模システム(高額)まで様々ですが、特にECサイトや人材関連サイト運営者は検討の価値はありますね。

LPO EBiS
DLPO
ナビキャスト

等など。そのほか大手リスティング広告会社、セプテーニさん、オプトさん、サイバーエージェントさん等も独自のLPOサービスを展開しているようです。

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